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2001年02月04日

◆自衛とは

 今日は、ちょっと、ナショナリスちっくに行きます。
 当たり前なんだけど、当たり前になっていない話。

 なぜ、中国が台湾を統一してはならないのか。
 こういう問題を設定されたら、日本人としてどう答えますか。
 台湾は中国の一部です。台湾は国家として(あまり)認められていません。国連にも認められていません。仮に戦争になったとしても、国際法上は一応内戦です。チェチェン以上に責められる筋合いはありません。チェチェンと違い、民族自決もへったくれもない所ですから、もっと統一する権利が中国にはあるでしょう。
 どう思いますか。
 
 答えは「日本として大変都合が悪い」から。それだけです。
 台湾は日本と目と鼻の先にあります。本土にいるから、遠く感じますが、沖縄から見れば陸続きと言っても良いくらいのところにあります。そういうところにせっかく親日本の勢力が存在するのに、武力統一であれ何であれ、中国の影響が増大する。中国嫌いの人のように「共産主義ファシズム」とか、「独裁国家」とか言うつもりは毛頭無いですが、中国が大国であり、ゲームのカードとして軍隊を動かせる国であることは間違い無いです。それが目と鼻の先まで迫ってくる。これが大変都合が悪い。アメリカよりもずっと都合が悪い。
 こういう前提があっての「武力行使はダメ」、「民主主義は守らなければならない」なのです。
 もちろん、こういうことを公言する必要は無いです。黙って、ごたく、じゃなかった、「国際正義」を並べておけば良いのです。しかし、近年の日本はどうでしょうか。日米で新ガイドラインが作られたとき、日本の周辺に「台湾は含めない」と公言いました。国民も、台湾問題について関心が薄い、というよりよそ事にしか感じていません(台湾危機の時も「アメリカさんも頑張るなー」ぐらいでしたしね)。北朝鮮ごときが漁船を一隻泳がせたぐらいで大騒ぎする国民が、台湾にこれだけ無関心でいられるのも、不思議なものです。
 アメリカで政権が変わり、対中国、台湾政策が大きく変わりそうです。対日関係を重視するのと同時に、「もっと国益を認識しろ」という声が上がるでしょう。
 軍を出動させる「自衛権」はもちろん厳しく制約されるべきものですが、外交手段で台湾を守る、という意味での「自衛」はもっと手広く行う必要があります。もちろん、平和的統一も望ましく無いですから、可能な範囲でこれを妨害するぐらいの気概があってもいいくらいです。これが外交の本質なんじゃないでしょうか。

 う~ん、やはり過激に聞こえるわなぁ・・・。

Posted by mino at 2001年02月04日 12:26
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