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2001年05月28日

◆リスクの大きさ

新潟県刈羽村の住民投票で、反対が多数。
プルサーマル計画の後退、だそうだ。

朝日と読売の社説。住民投票の一般的評価は逆だったが、プルサーマルの必要性という点では共に肯定していた。
読売の社説がいう「住民投票で国の政策が決まるのはどうか」という意見も分かる。
しかし、「憲法の基本原則は間接民主主義」などという、学究的なご意見で全てを済ます気にはなれない。
歯切れは悪いが、朝日の意見に共感を感じた。

問題は、原子力発電の持つリスクの大きさである。
いくら事故の起こる確率が低いとはいえ、東海村の事故などを経験すると、不信感は否めない。
今回の住民投票の意見は、プルサーマル独自、と言うより、原子力行政全般への地元の評価、と言う見方の方が正確ではないだろうか。
最終的には、導入する以外に道は無いと思うが、国が地元の痛みに理解を示し、協力を要請する必要はあるだろう。

しかし、今回の住民投票、私の感想では「以外と反対少ないな」である。
そもそも、住民にとって、プルサーマル導入による利益はほとんど無いはずだ。
直接頂けるわけではない補助金と、自分たちの持つリスクを天秤に掛ければ、普通、後者の方が重くなる。
今回の住民投票は、あくまで参考のためのものにすぎない。
簡単な多数決ではなく、ちゃんと評価すべきであろう。
・・・でも、そもそもこの件で住民投票をするべきだったか、という読売新聞的疑問は、やはりある。
宣伝効果は抜群で、そこに意義は見いだせるが、政策としてやるべき部分が見えている以上、単なる責任逃れに映ってならない。

・・・しかし、原子力政策の評価は難しい。
地球温暖化、エネルギー安全保障など、代替手段が無い中で貢献している分野がある一方、リスクの点ではうまく数値化できない負の部分がある。
太陽光、風力といった発電と代替できればベストなのだが・・・。

我ながら情けないほど歯切れの悪い文章・・・
もー、考えれば考えるほど、訳わかれへん。
ま、たまにはこんなのもええやろ。

Posted by mino at 2001年05月28日 06:07
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