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2001年07月31日

◆正当性の旗

 参議院選挙の結果はみなさまご承知の通り。
 それぞれの政策を背負い込み、新たな人材が国会に供給されることになりました。

 私が経験しているような小集団の長と、国家組織のような長との一番の違いは、自己の主張の正当性のマネジメントにあると思います。小集団の場合、畏怖や尊敬などの人格面も効きますし、よく目が届きますから、組織内で別の「正当性の旗」が起こることを未然に防ぐことも可能です。人数的にも起こりづらい。
 しかし、大きな組織となると、そうはいきません。時々刻々と変わる情勢に対し、払っても払っても新しい旗がわき起こる。常に変化し、台頭してくる「旗」に対して、ある部分は取り込み、また、小さな旗が結集して、自分たちより大きな旗へ成長するのを防ぐ必要があります。
 一部は「抵抗勢力」の名の下、悪者レッテルを貼ることも可能でしょう。それが出来ない相手はどうするのか。しかも、そうしたものはマスコミが大変好きですし、また彼らの大事な役割でもあります。声を増幅させ、正当性を問うてきます。

 一方、「国の経済力復活」という、一時的なテーゼで人が着いてくるのか。という問題もあります。自分の掲げる旗も確固としたものではない。哲学とか主義ベースではないのです。
 冷戦期は共産主義の脅威という、便利なテーゼがありました。今となっては遠い昔です。

 利益集団の細分化と、国家への帰属意識の低下は、時代を経る毎に大きくなっています。これは、改革に良い要素もありますが、積極的に意思の統一を図るには悪い要素を持ち込みます。

 ・・・なんか、まとまりのないことゴタゴタ書いちゃったけど、やはり人を動かす作業というのは大変です。強引さと理解・共感そしてある種のポーズを駆使する力が指導者に、全体を見渡し時を見極め評価する目が指導される側に必要なんでしょう。

Posted by mino at 23:57 | Comments [0]

2001年07月30日

◆参院選

今日は参院選投票日。
私も夕方に新町小学校に投票に行って来ました。

体育館が投票所ということもあって、冷房は当然無し。係員からはお疲れムードが大変漂ってました。お昼、暑くて大変だったんでしょう。ほんと、お疲れさまです。まぁ、夜を徹して開票する選管も大変でしょうが。

 結局、選挙結果は自民の大勝、民主も票を伸ばし、自由が健闘、その他が割を食う結果となるでしょう。

 私が誰に入れたかですか?特に此処では書きませんが、比例選挙、公明党の山本香苗さんには入れませんでした。いや、かなり入れかけましたけど。外専出身ときて、ポスターの写りも大変宜しかったもので、つい・・・。

 その後、各TV局は一斉に速報番組。まぁ、何というか、あんまり面白くなかったけど、感想は・・・
 大阪の毎日放送(TBS系列)は、お昼の番組「ちちんぷいぷい」のメンバーでやっていたのが面白かった。わたし、この番組好きなんですよね、ほのぼのしてて。でも、やはり何というか、選挙速報をするにはちょっと違和感あったか。
 日本テレビのやっていた、末広まきこの特集は、大変痛かった。確かに自業自得ではあるけど、扱いの酷さに良心というか、大人げの無さを感じで、大変痛かった。

 深夜には、選挙ステーションという名の下、朝まで生テレビ的番組。
 例の橋本派の農水族のおっさんが出てました。
 農業のの保護の理由と聞かれ「やっぱり食料安全保障が・・・」とのこと。
 イグサでも喰っとけと思いました。素直に。
 もうちょっと理路整然と農業の保護要因と、それへの対策は言えないもんなんかなぁ。

 弟は「巨泉のおっさんは小泉を『ポピュリズム』って言ってたけど、巨泉のやり方の方がポピュリズムだなあ」と言っていた。然り。

 まぁ、なんか自民党の状況と言い、奥歯にモノの挟まったようで、何か虚しさがちょっと漂う選挙でしたが、まぁ、これで小泉改革も本格始動となるでしょう。

Posted by mino at 02:01 | Comments [0]

2001年07月29日

◆むむむ・・・

 日記書こうとしたら、繋がらず。
 どうもmemorizeのサーバーの調子が悪いみたいです。
 表では表れませんが、設定の仕方とか、細かいところで連絡無しに色々変えられたりしますので、結構困った所ですね~。まぁ、無料だから文句言う筋合いも無いかも知れないけど。

Posted by mino at 03:01 | Comments [0]

2001年07月28日

◆MP3

 MP3なるものを、初めて扱いました。
 あんまり興味無かったけど、昨日のキングクリムゾン関係でちょっと探してみることに。

 サイトの数、半端じゃありません。ちょと潜っただけで、ゴロゴロ出てきます。
 UPするのが簡単なので、こうやって沢山出来てしまうんでしょう。
 著作権を守る側にとっては大変な世の中ですなぁ。

 しかし、しばらくアングラなるものに行って無かったので、すっかり浦島状態です。
 ページの隠し方はそれほど変化無いけど、ファイルの隠し方が随分巧妙になってます。
 圧縮は、lzhやzipではなく、gcaというのが良く使われていますし、
 その前の偽装解除には、単に拡張子変えたりするだけじゃなくて、「でんこ」とか「猫缶」とか、ふざけた名前のソフトが必要となります。
 どっちにしろ「RarUty」が全く役に立ちません。昔はこのソフトさえあればOKだったんですけど。
 UPしたい側と、削除する側との攻防。キリが無いですなぁ。

 さて、幾つかのサイトに辿り着いたんですけど、どうもJ-POP、インディーズ、アニメ、というのが圧倒的に多いです。J-POPは需要が多いですし、インディーズはファン層に金がない、アニメはファン層にパソコンオタクが多い、ということでしょうか。どうも70年代の洋楽なんかはあまり落ちてませんでした。
 ちなみに、最初に見つけた曲は「金太の大冒険」・・・
 友人がCD持っていて、大変お気に召していたようだけど、なんでこんなマイナーな曲が最初に見つかるのでしょう?どうも縁が深いというか、何というか・・・。

Posted by mino at 13:55 | Comments [0]

2001年07月27日

◆21st Century Schizoid Man

車のCMというのは、大変力が入っております。
まぁ、個性を表し、ステータスを表し、単価も高い商品と来ていますから、イメージを作り、またそれを万人に(買う人だけではないのがミソなんだなぁ、きっと)受け入れて貰う必要があります。だから、CMは頑張って良いもの作ろうとする。おそらくCMの出来不出来で全然売上に差が出てくるんでしょう。

そして、その特徴として、流れる音楽があります。画像的にも凝ってはいるのですが、やはり真ん中にデンと車を映さなきゃお話にならないので、やはり音楽で自由度が高いので印象は強いですね。そして、副次的効果として「あの車のCMの音楽は?」となるわけですね。私も、「Sowing The Seeds Of Love」でTears For Fearsを知り、「シャングリラ」で電気グルーヴを聴くようになったわけです。

で、最近CMで珍しく聞き覚えのある曲が流れてます(あんまり音楽聴く方じゃないんで・・・)。トヨタのヴェロッサという車のものなんですが、kingCrimsonというグループの曲を流してるんですね。
う~ん、これはありなんかなぁ?
というのも、邦題「21世紀の精神異常者」というのが示す通り、あんまり車的なるものとイメージが重ならない。このグループはプログレ中のプログレ、私の中ではテンションの中に邪悪さが漂うイメージなんですが・・・。どうなんでしょ>先生

そこで、一つ気付きました。
車のCMの曲、基本的になじみが無いものが多いのは、アーティストのイメージが必要無いからですね。と言うより、邪魔になるんでしょう。私にとっては違和感があるものでも、皆さんが聴けば、車のイメージにピッタリなのかも知れません。そして、集中豪雨的にCM流す事で、イメージ的に車を覚えてもらうんでしょう。

ええと、キングクリムゾン、良いですよ。
間違っても万人受けするものではないですが。
私も、好きな曲は好きでも、嫌いな曲は大嫌い(「好きじゃない」のレベルじゃない)です。

Posted by mino at 04:15 | Comments [0]

2001年07月26日

◆歴史②

国家と歴史、これは分離できないのか。
山崎正和氏は、国家と歴史を分離すべきと言います。
彼は「認識としての歴史」と「伝統としての歴史」を分けて考えます。
「認識~」は、私の言う「学問としての歴史」と大体同じ事を言ってました。そしてこれは個人に属すると。
そして、「伝統~」(これは紐帯としての歴史ということになりますが)はより小規模な集団に返還し、国家はこれら集団間の相克を防ぎ、個人に対し集団への参退の自由を保障することで、間接的に国家への信頼を得よ、と言います。
まぁ、純粋な意味での「法治国家」という事ですかね。情ではなく、制度への信頼による統治。
問題意識としては、①国家と同一でない小集団の存在と②歴史の政治的利用の潜在性、があるようです。
詳しくは彼の本『歴史の真実と政治の正義』を読んでください。同じ題で50ページほどの論文に書いてあります。

その上で、前述の疑問への一応の答えですが、結論としては、「完全なる分離は無理だし、すべきでもない」ということになります。
しかし、そもそも国家と歴史が分離不可能と考えると・・・
①国家の歴史観と実際国が行う政治を関連づけ、
 ①-a:国家が「加害者としての歴史」を認めた場合、日本国民はその罪を万世まで引き継ぐか、
 ①-b:「加害者~」を否定した場合には、徹底的に争う必要に迫られるわけで、また、
②国家の歴史観と政治を関連づけない場合には、対外用の「表日本史」と対内用の「裏日本史」が存在するということになります。
少々はしょりましたが、大体これが山崎氏の主張のようです。

私の主張は「国の持つ歴史はもっと曖昧なもの」、すなわち、ある程度の国民的共感を持たせつつ、中国、韓国等の主張には理解を示すというもの(今の検定制度+多元主義への一応の理解を想定しています)なので、ある意味、国と歴史を分離していますし、かつ、①-aと②の両方引きずっている訳です。彼の問題提起には全く答えていないでしょう。とほほ・・・。

これが正しいか分かりませんし、そもそも実現可能かも分かりません。ただ、現状ではそうとしか考えられないというのが、私の主張でもあります。この年ですでに柔軟な思考が停止し、近代に拘束されているだけかもしれないと思うと、大変ブルーではありますが(笑)。

以上。少々の問題提起と、現状で考えていることでした。あー、頭痛い・・・

Posted by mino at 04:33 | Comments [0]

2001年07月24日

◆歴史

 今日は留学に行くという友人などと昼食会。
 そのなか、歴史について熱く語ってしまいました。修論漬けはよろしくないです。要反省ですが、一応、そこで考えたことを書いてみましょう。

・学問としての歴史
 なぜ歴史を知りたがるのか?・・・個々人によってそれは違うでしょう。
 例えば私の場合は、失敗の中に教訓を探す作業です。
 世界環境の問題点、意志決定過程の問題点などなどです。とても簡単に言えば「何で英米と戦争をするという無茶をしたのか」ということについての原因と結果を、事実ベースで、冷めた目で見ている訳です。
 歴史にいわゆる真理は無いですが、環境や選択肢、その妥当性と言った「事実」を探る事には意味があるでしょう。そして、そうだからこそ是々非々の議論から始めるのではなく、価値中立的なところから組み上げる、非常に冷めた姿勢から始まります。そして、その史実、および原因-結果の妥当性について議論を行い、普遍化を目指していく。これが学問としての歴史の真っ当な姿です。

・国として教えるべき歴史とはどういうもか。
 さて、ここで教科書の問題になります。
 個人的には、やはり歴史の持つ重要性は捨て難いと考えてます。
 少なくともも、原因と結果の連続、自己のルーツ、他者理解など、思考訓練には大きな役割があるからです。
 しかし、国家の紐帯としての役割を歴史に担わせるという立場には若干の反感を覚えざるを得ません。
 「新しい教科書」の近代史の説明にはさほど違和感を感じない自分ですが、それでも中学生に「国民の物語」を強く意識させようとする意図には同意できません。
 同様に、正直言って、中国や韓国が取る歴史への態度には共感を覚えません。
 まぁ、理解をする必要はあるでしょう。他国から抑圧され、それを跳ね返す過程で彼らはナショナリズムを発展させ、歴史を国家の紐帯とした(せざるを得なかった?)一端に、手段的にも内容的にも日本が大いに関わったのは事実です。理解する義務というか、寛容さは持ち合わせるべきでしょう。共感とか反省という表現は馴染みませんけど。

 やはり宗教と同様、国家と歴史を分離する必要があるんでしょうか。あくまで学問としての歴史は、初めに個人に属し、妥当なものが次第に普遍化されていくというプロセスから見ても、国がこれを権威付けする、というものには馴染まない部分もあります。
 しかし、知的訓練のためにも、理解を深めるためにも、歴史は大きな役割を果たします。また、排他的でない緩やかな紐帯としての役割まで歴史から排除させる必要がそれほどあるのかとも思ってます。宗教は教育から分離すべきでも、倫理を教育で教える必要があるのと、感覚的には同じ関係です。
 両方の中間を取ったのが、今の検定制度なんでしょうが、国が歴史に深く関与せざるを得ないという問題は残ったままです。
 
 とにかく、自分の考えを纏めると、
 ①教訓と教養のため、歴史を専攻していること
 ②学問としての歴史は、個人に属する部分が大きいこと
 ③国が歴史という物語を作り上げることには違和感がありながらも、それでも教育から歴史を無くすのは、どうかなぁと考えていること

 といった所でしょうか。
 ・・・う~ん、やっぱり教科書問題には相変わらず歯切れが悪いなぁ・・・

Posted by mino at 23:20 | Comments [0]

2001年07月23日

◆勝ったのは誰?

 COP6。なんと実施協定が纏まりました。
 国際会議って、「絶望」とか言われると、結構頑張るんですよね。

 具体的経緯は良く分かりませんが、日本にとっては何とか現実性のある部分まで運用ルールを落とし込むことができました。特に森林吸収効果が大幅に認められたのが大きいです。
 キャスティングボートを握る立場となった今回の会議。大して非難を浴びることなくEU側の譲歩を享受できたので、少なくともゲームとしては勝ったと言えるでしょう。まぁ、もともと日本としてはかなり厳しい条件でCOP3を纏めていたので、理不尽な要求ではないと考えてます。これでもまだ大変ですからね。現在のCO2排出量、90年段階からえらく増えちゃってますし。

 ただ、今回の会議の日本の戦略は、おそらく実施協定の多くの問題を先送りにし、アメリカ批准の道を残す事にあったので、戦略的に絞って狙った結果では無いでしょう。早期発効と、アメリカを逃がさないため、EUが率先して行った事と思います。

 まぁ、互いに相反しない第一目標がある場合win-winで交渉が纏まる、っつう事の典型でしょう。
 一方、アメリカは少々負け的な状況になりました。非難が集中する一方で、代替案のハードルが高くなったでしょうから。
 今後、パワーポリティクス的な「強者の論理」がどこまで通用するか、環境と署名条約、NGOの存在という「法と倫理」がどこまで通用するのか。重要な問題ではありますが、その分面白く観察できそうです。

・・・しかし、これで日本の批准はほぼ決まり。民主党にとっては結構な打撃です。他人事ながら、最近の民主党には同情を禁じ得ません。ほんと、やってられんやろうなぁ・・・

Posted by mino at 23:11 | Comments [0]

2001年07月21日

◆イントルーダー

 先ほどまで、見知らぬ男が私の部屋で寝ておりました・・・

 朝の4時半頃、夜も明けつつある中、週末に印刷して持ち帰った外交記録を読み、全然知らない暗殺事件の記述について、途方に暮れていた所、玄関の方で、ガシャンという音。
 戸棚から何か落ちたのかと思って、扉のガラス越しに暗がりを覗いてみると、すぐ目の前に男が立っていました!

 いや~、生まれてから一番というくらい驚きました。

 約一秒ほど、大パニックに陥った後、その後の一秒で、男越しの玄関のドアに鍵がかかっていなかったこと、男が酔っぱらっているらしいこと、今日は隣でどんちゃん騒ぎがあったことに気付き、特段危害があるわけでも無い、という判断を下してました。人間本当に驚いた時には、随分頭の回転が速くなるものなんですね~。

 まぁ、危害は無いと言っても、相手は酩酊状態。大変困りました。
 部屋にも入ってきて、布団で寝ちゃうし、呼びかけても全く応答がありません。

 仕方が無いので、隣の部屋のインターホンを鳴らしましたが、応答は無し。ちょっと自信もなかったので、しつこく何度も呼び出す訳にもいかず、部屋に帰ろうと考えていると、また、部屋から大げさな音がしてます(泣)。

 今度はフライパンを落っとこしつつ、玄関で倒れております。片方私の靴を反対に履きつつ。為すに任せたら、そのまま外に出て、今度は道路でお休みにおなりになりました。

 途方に暮れること約10分。幸運にも隣の御仁達が外に出て、気付いてくれました。
 靴も返して貰い、男も収容してもらい、一段落、となりましたが・・・また酔っぱらいが嫌いになった一コマでした。

 ま、鍵のかけ忘れには、注意しようということで。

Posted by mino at 05:16 | Comments [0]

2001年07月18日

◆昔の漢字

 だいぶん読めるようになってきました。
 外交文書の漢字です。
 読み始めた当初は、大変難しくて、骨が折れました。
 私の読んでるのは戦中の外交文書なので、明治時代のように途方もなく難しい代物ではないですし、また、活字で保存されているものも多いので、まだマシなんですが、やはり、読めないものが多々ありました。

 大体、理由は3つあって
 ①接続詞など漢文調のもの(乃至[ないし]、且[かつ]、尚[なお]、乍ら[ながら]、玆[ここ]、而して〔しかして〕など)
 ②旧漢字で使われていて、読めないもの(竝に[並びに]、曩に[先に!]、舊[旧!]、已む〔止むと同じ〕など)
 ③手書きで読めないもの(メモ書きなうえに、崩し漢字多い)
 
 ①は漢文をろくにやっていなかった罰でしょう。しかし、②などは全く分からないし、③は慣れ以外の何者でもないです。やっと手書きの文章が(半分くらいは)読めるようになり、なんか偉くなった気分に浸っておりました。

 ・・・まぁ、とても自己満足の世界です。はい(笑)

Posted by mino at 23:41 | Comments [1]

2001年07月16日

◆極論とバランスの狭間で

 むむぅ。良い「切り口」というのは、産み出すのに大変苦労します。
 まぁ、これを見つけだす能力というのは、研究者でもコンサルでも新聞記者でも小説家でも、どんな職業でも必要な能力ですし、これさえ持っておけば、究極のジェネラリストになれちゃいますから、一朝一夕で手に入れられるのなら苦労はないんでしょうが・・・。

 最近よく考えるのは、極論の重要性です。
 極論としての「切り口」ってのは、大変重要だなぁ、と。
 私の研究分野では「アジア太平洋戦争は日英間の対立だった」との視点などはある意味極論でしょう。しかし、現状において忘れられがちな視点に注目し、それを単純化して提示することは、全体として非常に有用なものですし、そうした貢献的な意味がある以上、極論を極論としてバカにすべきものではありません。

 しかし、貢献的と言えるためには、幾つか条件があります。
 一つは、排他的ではないこと。是々非々ではなく、感情的なものだけでなく、全体を見る上での一つの「切り口」であるという考えに依らなければなりません。簡単に言えば、ドグマではない、ということです。ここに現在語られている教科書の問題などで違和感を感じざるを得ない部分があります。
 もう一つは、理論と現実とのバランスです。もちろん、実行段階でも、人を同じ方向に動かすという点で、極論は大きな役割を果たす訳ですが、政策の実行段階では、しっかりバランスを取る必要もあるわけです。長期的な視点、実行コスト、リスクなど、理論では捨象されがちな部分をある程度考えないとダメなのです。

 私の研究上の極論は「日中戦争の拡大は、国内の短期的な政策合理性の追求を重視しすぎ、対外的な破綻をもたらした結果である」という事になりそうです。それほど奇異な視点ではありませんが、強く感じさせる部分がたくさんあるので。まぁ、まだ、何とも言えませんけどね。

Posted by mino at 23:51 | Comments [0]

2001年07月15日

◆更新

 ふぃ~、index、linkなどのページも色を変えました。
 ついでに、不具合部分の修正。特に、知っていつつ放っておいた、indexページからの伝言板へのリンク切れの所を直しました。

 さてさて、この週末は非常に怠惰な生活を送りました。国Ⅰの二次試験欠席は良いとしても、一日12時間は寝ていましたし、反省しきりですわ。

 内々定先の会社に正式に承諾書郵送。近いうちに内定の通知が来るはずです。
 なんか聞く所によると、簿記2級取得のため、専門学校の講習を受けなければならない模様です。通信を選んだ内定者は、「ビデオが17本送られてきた!」と驚いていました。これは確かにブルーです。外交官試験用にビデオを何十本も見ていた大学生の時を思い出してしまいました。
 あと、コンサル関係の本が20冊ほど送られてくる模様。こっちは楽しみでもありますが、修論を抱えている人間としては、この冊数は明らかにオーバーワーク的な感があります。はい。

 もうちょっと気張って「時間作り」をしないといけません。怠惰は敵ですが・・・もうちょっと仲良くしてから頑張るとします(笑)。

Posted by mino at 23:40 | Comments [0]

2001年07月14日

◆衣替え

夏にはあまりに暑苦しい配色でしたので、色を変えました。
こうやって少しずつ変えるから、統一感が無くなるんだなぁ。
ま、メインの方も順次変えていきます。

Posted by mino at 05:13 | Comments [0]

2001年07月13日

◆NEWS23

 NEWS23が3000回を迎えたようです。
 足かけ10年以上。筑紫哲也も随分年を取りました。
 見るからに「枯れてる」という外見になってしまいました。昔はもっとつやつやしてたんだけどなぁ(笑)。

 今はあんまりニュースも見ないし、見るときはNEWS STATIONが多いけど、高校生の時は毎日欠かさず見てました。
 彼が広島ファンということもあります。スポーツコーナー開始時の表情で、広島が勝ったか負けたかすぐ分かりましたし(笑)。
 しかし、それ以上に人間としての深さが魅力だったんでしょう。
 口べたで、よくどもり、ニュースの読み方は見るに耐えないけど、柔らかい物腰と愛嬌ある笑顔が、キャスターとして存在感を支えています。

 また、物事を深く捉える観察眼は目を見張るものがあります。
 前歴が新聞記者、というのがこれを支えているのかもしれません。彼ほど自分の職業、ジャーナリストを自覚し、積極的にそれを番組に色づけしているキャスターはいませんからね。
 しかし、それに加えて、彼の興味の広さ、教養の深さから出てくる要素も大きいと思います。
 昔のNews23には二部、というのがありました。筑紫哲也が文化人を中心に、色んな人にインタビューをする、というものです。
 彼の真骨頂はこうした部分で大変良く表れていました。技術的なインタビュー能力、教養の深さ、関心の広さ・深さで、ゲストの「味」を遺憾なく引き出してましたから。高校生の私から見ると、テレビを通し、筑紫哲也を通し、ここから世界が広がっているような気分にさせられていました。
 二部は残念ながら無くなってしまいましたが、やはり、そうした要素を持ちつつ、時代を見ているなぁと感じさせるものがあります。関心・教養が、「知識」ではなく「知恵」として出てきている。これが観察眼を支えているのでしょう。

 と言うわけで、個別の意見では異なることの多い筑紫さんですが、人間としては大変尊敬している方です。
 人間性と観察眼。どっちか片方で良いから、分けて欲しい・・・。私の現状では、筑紫哲也というより木村太郎ですから(泣)。
 ま、とにかく、まだまだ頑張って欲しいということで。

Posted by mino at 00:24 | Comments [0]

2001年07月12日

◆分類ミス

 本日も相変わらずマイクロフィルムと格闘。
 といっても、使い方が分かったので、楽しく閲覧&コピーをしてます。
 慣れたら全くの単純作業。印刷範囲に文書を移動し、補正し、印刷。それだけ。
 でも、何か楽しいので、必要性の薄い部分までバシバシプリントアウトしちゃってました。
 出したものは、生協にある製本カバーで製本。接着剤付きの表紙が150円ぐらいで売っているんだけど、この中にコピーしたものを入れて、ヒーターで熱すると、文庫本の要領で製本できるわけ。なかなか便利です。うまくくっつけば(結構難しい)。
 こうした製本を持ち歩くだけで、何か偉くなった気分。訳分からない漢字の一杯ある本ですからね。勉強してるって感じするでしょ。
 本をコピーしただけで勉強した気分になる、ってのの典型を行っちゃってます。

 しかし、歴史資料なんて誰も使わないので、色々間違いがあって大変です。
 まず、GHQさん。ページ番号の重複や、INDEXの間違いあり。
 ページ番号なんて、訂正の跡があるにも関わらず、それでも間違ってる。やる気あるんだか無いんだか、さっぱりわからない。
 「この内容はこのリールにありますよ」って分かるINDEXを、ご丁寧に作って下さっているにも関わらず、そこに無い。結局次のリールにあったりする。利用者に優しいのか優しくないのか、さっぱりわからない。
 なにか「アメリカ人的なるもの」を垣間見たような気になってましたけど、大学の図書館も大概です。我が法学部図書館は仕入れるべきリールを間違って購入したらしく、一つのシリーズが欠けている代わりに、一つのシリーズが重複している。私の探しているのが「WT」シリーズ。重複しているのは「MT(明治大正の略)」シリーズ。嗚呼、何て単純な間違い・・・。

 現在読んでいるほん。
 入江昭の「日米外交史」
 林望他の「イギリスはかしこい」
 林先生の「イギリスは~」シリーズは大変面白い。読みやすい。感想はまた別の機会に・・・。

Posted by mino at 00:55 | Comments [0]

2001年07月11日

◆マイクロフィルム

修論の史料の収集をしてます。
今日はマイクロフィルムにあたりました。
外務省の記録は麻布の外交資料館に行かないと無いと思ってましたが、実はうちの大学にあったんですね。まさに灯台もと暗し。資料に対する知識が無いため、随分無駄をしてます。はぁ・・・。

これらのマイクロフィルムは、占領期にGHQが外務省記録を接収し、せっせとマイクロフィルム化したものの複製です。原本にアルファベットの印鑑が押してあるのはこのせいでした。日本人としてちょっとムッとくる部分もありますが、おかげで多数の資料が格安で手に入ります。ありがとう、アメリカさん。

でも、GHQがフィルム化できたのは、記録の数%ほどだそうで、私の分野でも、議事録など、多くは原本しか残っていません。どうしても必要な部分は、大枚はたいて原本をコピーする事になるでしょう。とほほ・・・。

さて、生まれて初めてマイクロフィルムを扱ったわけですが、早速閲覧機にかけて見ていたところ・・・
壊しちゃいました。
いや、リールの最後の方まで見ていたところ、ピンが外れちゃって、全部フィルムが閲覧機に移っちゃって、巻き戻しが出来なくなっちゃったってわけ。
「こんな事初めてですよ~」と、大変にこやかに司書さんにいわれちゃいました。ごめんなさい~。
結局業者さんを呼ぶことになり、本日の作業中止。

というわけで、順調に遅れてます。

Posted by mino at 00:49 | Comments [0]

2001年07月10日

◆ゴラ~ン!!!

いや~、勝ちましたね~。
私の大好きなゴラン・イヴァニセビッチ、遂にやりました。

テニスにはそれほど興味のない私ですが、毎年ウィンブルドンだけは楽しみにしてました。
ゴランちゃんが唯一良いところまで行く可能性がある大会ですから。

レフティーであること。初めは単にそれだけの理由でした。ファンになったのは。
しかし、サーブだけずば抜けているという単純さと、やたらキレる人間臭い性格にすっかり虜になってしまってました。

彼は過去3回決勝に進んでいます。
しかし、92年にはアガシ、94年と98年にはサンプラスにあと一歩という所で阻まれてきました。
いずれも、彼の精神的弱さが原因だったと思います。ちょっとした事で頭に血が上る→ダブルフォルト連発→やる気無くす、という悪いパターンを抱え、大変分かりやすく負けてくれました。
完全に自滅型です。実に応援しがいの無い奴でした。

去年は1回戦負けだったのを知っていたので、今年は全く期待せず、「何とかテレビに映るぐらいまで頑張れよ~」と、新聞をチェックする日々だったのですが、シード無しの1回戦から、あれよあれよと勝ちあがり、準決勝から待望のテレビ中継。3日に渡った準決勝でヘンマンを撃破し、決勝にまで進みました。

今年の勝因は明らかに精神的な成長です。
第4セットでブレイクされた判定を巡り、ネットを蹴り上げ、審判に食ってかかった時は「おまえは、また~」と顔を覆ってましたが、その後はすっかり立ち直りました。
肉体的な強さ、という点では前の3回の決勝の時の方が全然強かったと思います。
サーブはいまいちだったし、相変わらずボレーやストロークは進化した形跡が見られませんでしたから。ただ、決めるべき時の集中力、腐ったあとの回復力は、今までに無いものを見せてもらいました。

最終ゲームで全くサーブが入らなくなったのはご愛敬&ゴランらしい、として、勝った瞬間は、下宿の中で飛び上がって喜んでました。日本がワールドカップ出場を決めたときもこんなに嬉しくなかったね。

人生七転び八起き。常に挑戦し、成長していった男の生き様、しっかり見させて頂きました。いや、良かった、良かった。

Posted by mino at 03:37 | Comments [0]

2001年07月09日

◆就職

 就職先、決まりました。
 官庁訪問がダメだったので、既に内々定が決まっていた某経営コンサルの会社に行くことになりました。
 まぁ、挫折感も少々あるし、得られた教訓はごまかさずにしっかり受け止めるつもりです。
 でも、それはそれとして、これで良かったかも、というのも、正直持っています。
 実際かなり迷っていたことは、迷惑を顧みず、色んな人にブツブツ言ってましたし、去年の秋からずっと迷いずくめだったので、久々にすっきりした気分を味わってます。
 将来の見えない職業ですが、それが好きで第一志望にしてきました。不安も当然ありますが、今後が大変楽しみになりました。

 さて、今後のスケジュールがほぼ決定しました。
 まずは修論です。が、がんばります・・・。

Posted by mino at 23:21 | Comments [0]