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2001年07月13日

◆NEWS23

 NEWS23が3000回を迎えたようです。
 足かけ10年以上。筑紫哲也も随分年を取りました。
 見るからに「枯れてる」という外見になってしまいました。昔はもっとつやつやしてたんだけどなぁ(笑)。

 今はあんまりニュースも見ないし、見るときはNEWS STATIONが多いけど、高校生の時は毎日欠かさず見てました。
 彼が広島ファンということもあります。スポーツコーナー開始時の表情で、広島が勝ったか負けたかすぐ分かりましたし(笑)。
 しかし、それ以上に人間としての深さが魅力だったんでしょう。
 口べたで、よくどもり、ニュースの読み方は見るに耐えないけど、柔らかい物腰と愛嬌ある笑顔が、キャスターとして存在感を支えています。

 また、物事を深く捉える観察眼は目を見張るものがあります。
 前歴が新聞記者、というのがこれを支えているのかもしれません。彼ほど自分の職業、ジャーナリストを自覚し、積極的にそれを番組に色づけしているキャスターはいませんからね。
 しかし、それに加えて、彼の興味の広さ、教養の深さから出てくる要素も大きいと思います。
 昔のNews23には二部、というのがありました。筑紫哲也が文化人を中心に、色んな人にインタビューをする、というものです。
 彼の真骨頂はこうした部分で大変良く表れていました。技術的なインタビュー能力、教養の深さ、関心の広さ・深さで、ゲストの「味」を遺憾なく引き出してましたから。高校生の私から見ると、テレビを通し、筑紫哲也を通し、ここから世界が広がっているような気分にさせられていました。
 二部は残念ながら無くなってしまいましたが、やはり、そうした要素を持ちつつ、時代を見ているなぁと感じさせるものがあります。関心・教養が、「知識」ではなく「知恵」として出てきている。これが観察眼を支えているのでしょう。

 と言うわけで、個別の意見では異なることの多い筑紫さんですが、人間としては大変尊敬している方です。
 人間性と観察眼。どっちか片方で良いから、分けて欲しい・・・。私の現状では、筑紫哲也というより木村太郎ですから(泣)。
 ま、とにかく、まだまだ頑張って欲しいということで。

Posted by mino at 2001年07月13日 00:24
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