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2001年09月08日

◆ボトルネック

 RAM増設の効果は大変良く、快適なPC生活を送っています。
 たった4千円ほどの投資でこれだけ効果が出るとは驚きですね。

 今日はボトルネックの概念について。
 ボトルネックとは、読んで字の如く、瓶の一番細くなった部分のこと。
 概念としては、関連のあるプロセスの中での、能力の低い部分を言います。
 ある一つの部分の能力が低いが為に、全体の能力が落ちていく、というわけ。
 本来の意味である「護送船団」と似たような概念です。
 高速道路の渋滞部分なんかは、まさにそうですし(というか、視覚的にも「ボトルネック」ですね)、私が4000円ほどの投資で大きな効果が得られたのも、RAMがボトルネックだったと言えるでしょう。

 基本的に、ボトルネックを改善するようなものは、大変需要が見込めます。
 青色LEDなんかもそうですね。光の3原色たる赤、緑のLEDは開発されていたけど、青が 無かったから、発電量の少ない画面が開発出来なかった訳ですから。

 逆に、ボトルネックが改善されないと、他のプロセスの強化へのインセンティブが失われてしまいます。
 ノートパソコン環境では、電気を食って熱いCPUと情報通信速度がボトルネックです。
 パソコンの心臓部たるCPUの発熱を処理するため、一般的に今のパソコンは昔のに厚くなってますし。また、発電量が多くなるから、勢い電池がでかくなり、重くなります。
 そうして、小型化、軽量化のインセンティブがかなり無くなってしまいました。
 昔は薄さ8.45mmのハードディスクの市場が大きかったのですが、今は9.5mmが主流です。これは、薄いのが作りにくいからではなく、熱処理上、9.5mmより薄くする必要が無いからです(まぁ、だからといって、HDの高密度化のインセンティブが無くなった訳ではないのですが)。
 これに加え、電池能力がネックとなり、メインパソコンを持ち歩いて使っている人が少ない。これはPHSなどのワイヤレス通信の普及へのインセンティブを大きく削いでいます。
 また、最近改善の兆しのある、情報通信速度は、パソコンの処理能力向上への人々の需要を薄くしています。現在のIT需要の低迷の一つの原因ともなっているのです。

 とまぁ、ボトルネックの考え方というのは、今の世の中では大変重要でしょう。
 これを見つける能力というのが、大変重要になってくると思います。
 有機的に繋げ、無駄を省くのが今のご時世。
 理解の仕方としては、
 ①対応が難しいボトルネックが状況を変化させる
 ②簡単なボトルネックを改善する
 の2種類があると思います。
 まぁ、見分けないと、山のように無駄なコストを築く事になりますからなぁ。

 また、人間の面では、能力の低さが大変目立っちゃいます。迷惑もかけます。
 生きにくい世の中ですね~。まぁ、逆に引っ張りだこになるというポジティブな捉え方もあるんでしょうが。

 ちなみに修論のボトルネックは英語力。
 当分改善は見られそうも無いです(泣)。

Posted by mino at 2001年09月08日 22:58
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