2001年09月12日
◆見えない敵
情報が見えない中で、ものを書くと、大概間違った事を書いてしまいます。
まぁ、アラブ関係者がやった事は分かりますが、
ラビンとやらも、犯行を否定して、やくざの親玉のようになっちゃってますし。
映画のように悪玉表明してくれればいいのですが、現実はこういうもんなんでしょう。
今回はコメンテーターの質の確保も難しいようで、民放各社の集めた人材も、酷いものがありました。
根拠も無いのに「恐慌が起こるのを狙ったものだ!」とか断定しちゃっている吾人もいましたし、
すぐに「文明の衝突」の一言で片づけたがる。
タブロイド紙でも無いのに、止めて欲しいですわ。
個人的には、あの墜落した飛行機は撃墜しちゃったんじゃないかとか思ったりしてますが、
そういうこと公然と言う人間はどうかなぁと思いますし。
情報が乏しい中で、どういう発言をするかで、激しい差が出てくるものです。
アメリカの今回の対応には、大方尊敬に値するものがありました。
国務長官は、憤り語りながらも、武力行使への慎重姿勢は忘れませんでしたし、
大統領も冷静さを第一にしてました。
議会も「手続きが適切なものなら」大統領を支持すると言ってましたし。
新聞レベルでは、かなり憤りに満ちたものがありましたが、
「子供の恐怖感を煽らないよう、落ち着いて情報開示を」みたいな記事もあって、大層感心しました。
正義と悪とか、民主主義の敵とか、拒絶反応出てしまう部分もあるけど、
理性と適性手続きを保ち、正当性を持とうとする部分が、大変前面に出てた部分は、理念の国と言われる所以だなぁと思いました。
今回の例では国際的支持も得られやすい環境でもありますし、一国で暴走することは無いでしょう。
それが「報復」を「復讐」たらしめないための、一番重要な点でもありますし。
ただ、やはり感情の噴出は避けがたいので、どう付き合っていくかが、大変でしょう。
今はまだ、恐怖と状況把握の段階ですから、まだ良いですけど、これからが大変です。
それとうまく付き合わせるのに、日本も関わってほしいです。
うちのトップの、留保無しでの報復支持発言見て思いました。
まぁ、報道の仕方の方が問題があるんでしょうが・・・
なんで、こう、当事者意識というのが著しく欠如しているのか、よう分かりませんわ。
