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2001年10月27日

◆狂牛病その後

 狂牛病騒ぎも、少しずつではありますが、沈静化してきております。

 農水省は目も当てられないような初動でしたが、厚労省の方は概して評価しても良いでしょう。どうやら狂牛病の抜き打ち検査を事件以前に予定していたようで、ここら辺に初動のスムーズさが出たのでしょう。
 また、「牛海綿状脳症(BSE)に関する厚生労働省の対応状況について」 かなり中立的な情報を流すよう気を付けていますし、毎日の検査状況なども流しております。
 薬害の教訓と言えるのでしょうかね。

 さて、情報が錯綜している狂牛病ですが、私が調べた情報と、マスコミが流れている情報で、一番乖離が見られるのは「異常プリオンは自然排出される」ということでしょう。
 素人調べで、全信頼を置かれても困りますが(笑)、どうも、狂牛病の発生要件は、
 摂取される異常プリオン+異常プリオンの体内生成>異常プリオンの排出
 という状況にあるようです。
 あの教養問題の、上と下に蛇口のあるタンクの奴みたいな考えですね。
 だから、ひたすら体内に蓄積され、致死量に達したらアウトってなものでは無いようです。

 こう考えると、子牛は安全とか、危険部位以外の所は安全とという論理立ても分かります。だいたい、神経系にプリオンがいたら、筋肉部位に全くない、という考えは成り立ちにくいですからね。単に「極端に少ない」という風に考えるのが自然でしょう。
 この点を強調しないマスコミにも問題はあると思いますが、おそらく、致死蓄積量や、 発症メカニズムが分からないからだと思います。
 ただ、やはり「何で子牛は安全なのか」とか感染と発症の線引きなどに疑問があるから、この点で間違えると、大きな誤解を生むので、マスコミは確定、可能性を厳密に分けつつ、情報を流すのが良いでしょう。

 まぁ、遅効性の毒なんで、どれだけ自分の命を大事にするかですが、
 仮に英国に行くとしても、これが原因で断念するほどの理由では無いようですわ。
 それに比べて、日本のマスコミの報道姿勢の何とも金太郎飴的なことか。
 どこでも良いから、行政の対応を嘆くだけでなく、ドイツやイタリアの対応ぶりを見せてくれないかなぁ・・・

Posted by mino at 2001年10月27日 23:12
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