2001年12月19日
◆THE LORD OF THE RINGS
「指輪物語」、いよいよ公開とのこと。
ここ数年、本屋ではハリーポッター一色でしたが、これで挽回なるでしょうか。
指輪物語はファンタジーの原本と言ってよいでしょう。
ゲームを中心に、そのほとんどがここに辿り着きます。
私の記憶が確かなら、この作者は言語学者だそうです。
だから、英語の流れが大変美しいとのこと。
歌も沢山出てきて、それも素晴らしいとのこと。
・・・全部、伝聞型です。
わたくし、実は指輪物語の原本をワンセット持ってるんですがね。
(一橋の院試の帰りに、外書屋で衝動買い)
結局挫折して、日本語の方読んでましたし、未だに本棚の飾りになってますです。
でも、やはり、綺麗とは思いますよ。話の流れとか、歌とか。
ジェーン・オースチンみたく、主婦が書いた小説と、ドイルのように専門家的視点も加えた小説が、混在している。
何か、よく分からないけど、イギリス的だというか、日本と違うなぁ、と思わされてしまったり。
あと、言語学者だなぁ、と思わせるのが、物語独自の言語とか文字とかを作ってしまっていること。
「指輪」に書いてあるお玉杓子のような文字は、エルフ古代文字ですのよ。
あちらのサイトには、発音表と文法を載せているのもありますわ。
その他、世界観等、恐ろしいほど体系付けられており、
TTRPG版のものは、マニュアルが何冊もあります。
ルールが覚えられない。
本の方も、いきなり最初の数十ページつかって、ホビットの社会風俗歴史を説明してますし。
(RED BOOK(『ホビットの冒険』)という、指輪物語の前編を読んでない人の為にあるのですが)
しかし、クトゥルフ神話といい、スタートレックといい、
何故彼らはあそこまで世界観を築くのが大好きなのでしょうか。
整合性を必死に調整して、背景を作り上げ、それを公表している。
「裏設定」で終わらせる日本人とは、全然違います。
というわけで、かなりマニアックなものを含んでいる映画ということで。
でも話自体は単純ですし、正統なファンタジーに堪えられる人には、是非お勧めしますわ。
日本語版の名訳、「ゴクリ」とか、野伏の「馳夫」くんを、字幕で一体どうするつもりなのか。
個人的な楽しみ。
・・・いつにも増してマニアな日記、すいません。
