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2004年07月19日

◆見失うな

私は私小説が好きではありません。
特にオトコ臭いのが俄然嫌いです。

あ、まだ地べた這いずり回って、自嘲気味に語るものは共感もてます。
あああ、こんな思いしてたなぁと思い出し、反省し、しょげる(←自虐愛・・・)。

ただ、オトコ臭さ投げっぱなしのようなものもあるんです。
虚栄心が透けて見え、
オンナを自分の尺度で理解したつもりになり(こんな便利な奴見たことねーよ)、
自分を理解してくれない世を呪い、
子供っぽい怒りと妄想を書き連ねているようなものを見ると、
甘えるなー!と本を引きちぎりたくなります(笑)。

いずれも我々が陥りそうな恥ずべきこととして、
色々ぶつかって、葛藤して、認識して、反省した(決して直らない)オジサンからすると、何なんだこれはと。
しかも自称文筆家の文章ではなく、有名月刊誌に連載されているものです(知らない人だけど)。
そんなモノが売れてしまうとは、なんて幼くなっているんだと。

確かに間違いが多い世の中だけど、世の中を見くびるだけなら、必ず自分が見くびられます。
そして、他人を認識しようとしなければ、いつまで経っても自分が分かりませんのよ。
当たり前のことなんだけど、ここから間違っているとしか思えない。

そういう自分も、彼を愛する読者たちをバカにするつもりはありませんが、
初めて、自分より下の世代とおぼしき人に、憂いを感じちゃいました。

年を取ったんだなぁ・・・

Posted by mino at 2004年07月19日 00:16
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