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2004年11月06日

◆無知故の無茶

日本の組織というのは権限の委譲という感覚が希薄なような気がします。
先日、朝まで生テレビを久々に少しだけ見たのですが、
自衛官が現場の意見で撤退すべき時を判断できるのかという議論がありました。
正直、今の決め方ではできないと思います。
装備は確か最大で機関銃。ロケット砲の攻撃なんて防げる訳もなく、
車で自爆テロを図られた場合の措置も、ブロックでシケイン作っているだけ。

おそらく、装備増強が不可欠ですが、
国会の議論では、どうも無反動砲等の兵器は「自衛のための戦力」では無いらしく、
現場が何し出すか分からないということで、却下のようでございます。

日本には、民間人で軍事の事をあまりに知らない人が多すぎます。
何が可能で、どこまで軍隊に任せ、どう責任を取るべきかという意識が希薄で、
分からないから縛るという方向になる。

シビリアンコントロールは人事が中心だと思いますし、
そこから何処まで理解し、任せるかというのができれば満点です。
いくら昔の痛い歴史があったとしても、訳も分からず縛る議論になるのは、
とうてい「普通の国」とは言えません。
何と言っても、軍法会議すらなく、下手に自衛隊が攻撃したら、
刑法の殺人罪で縛るような状況ですから、能力如何とは別に、
彼らはやられるしかないのが、大変気の毒です。

正直、今の特別措置法のままなら、撤退するのが当然と思います。
もしアメリカさんとの外交関係を最重要視するなら、
虚飾は廃し、もっと自衛官の命を守る方向で、内容を改訂した方が良いと思います。
そんな議論なんてまっっったく出てこないのが、悲しい限りです。

反軍国主義の過剰反応で、報われない犠牲がこれ以上でないことを願ってやみませんです。

Posted by mino at 2004年11月06日 23:23
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