2005年02月06日
◆地鶏ブーム
地酒、地ビールと、地元志向が続く中、近年盛んになりつつあるのが「地鶏」です。
ブロイラーの価格低迷と、消費者のちょっとした高級志向が元にありまして、最近ではスーパーでも多く扱ってます。
比内地鶏や名古屋コーチン等が有名ですね。
ただ、この「地鶏」ですが、実際は次の3種類あります。
①在来種(名古屋コーチン)
これは、②を説明しないと分からないでしょうが、本当の地鶏です。
犬の品種のように血統が固定化されたものです。
②交配種(比内地鶏、さつま若しゃも等)
市中によく出回っている地鶏はこれ。地鶏(比内鶏、薩摩鶏等)と他の種を交配させた第一世代の鶏を出しています。植物の種と同じような感じ。
③地鶏じゃないもの
何というか、ブロイラーですけど名前を付けて、普通のブロイラーじゃないように謳ったものです。
飼い方や餌を工夫したものもあれば・・・名前だけ変えたようなのもあるのは卵と同様。
で、訳分からなくなったので、JASが品種、飼い方、出荷時期で制限を付けて、「地鶏」か「銘柄鶏」として登録できるようにしました。品種としては「地鶏」は50%以上在来種のもの、「銘柄鶏」はそれ未満です。
ここでは①、②が地鶏、③が銘柄鶏です。
我らが鳥取県はブロイラー生産も多かったので、差別化の波に乗ろうと交雑種の開発に勤しみ、JASに「地鶏」として登録しました。豚や卵用鶏「さくら」と同様三元交配でして、
オス:日本鶏(オス)とロードアイランドレッド(メス)の交配
メス:白色プリマスロック
です。手が込んでます。一見在来種が50%未満のようですが、ロードアイランドレッドは戦前から導入された「帰化鶏」ですので「在来種」なんです(ずるくないぞ!)。
良い点は、当然ながらおいしいこと。結構評判な模様。
悪い点は、特性がバラバラになっちゃうことのようです。今はオスの品種を固定化させる研究をしているとのこと。
で、登録名。
鳥取地どり「ピヨ」
・・・売る気あんのか
地元の観光協会ちっくなサイトに「ピヨ鍋」(水炊き)の紹介がありました。響きでかなりバロット的なるものを想像してしまいます・・・
ちなみに、「焼ピヨ」「フライドピヨ」とかは無かった・・・残念~。
しかし、ロードアイランドレッド分かるのはさすがですね。
ピヨて・・・ピヨて・・・(爆笑
ロードアイランドレッドって帰化鶏だったんですね。
またひとつお勉強になりましたv
