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2006年02月06日

◆論座の対談を読んで

明けまして・・・遅すぎですね。
一応、今年もよろしくお願いします。

先日、論座を読んだら、ナベツネが靖国参拝に反対してました。
若い時に戦争を体験した世代の持つバランス感覚でしょう。
これだけでも十分、戦後保守主義の背景を持つジャーナリストとして機能したと思います。

衰退期のナショナリズムは醜いものですが、対処しずらい。
そもそもナショナリズムは感情に苛まれた主義主張のため、算段が働きづらく、外交的失敗を起こしやすいんですが、既得権者な分、立て直しがしずらいと思われます。
比較的ましなイギリスの場合でも、戦後のスエズ出兵で手痛い目に遭ってますし、
フランスは上記に加え、植民地からの撤退で失敗を起こしました。

幸いなことに、日本の場合は他国への軍事的干渉をする能力も無く、
植民地時代のように資産やマーケットをごっそり失う訳でもなく、
少しずつ相対的プレゼンスが失われていくだけです。
鬱屈したものは抱えているけど、症状的には軽いような気がします。

ただ、不幸なことは、勃興期にやらかした負の遺産を何となく引きずっていること。
外的には、皮肉なことに今まさに勃興期にある国に、少々利用されちゃってますし、
内的には、親米保守や護憲革新という、分かりづらい主張から逃れる形で、ナショナリズムの土壌が作られてしまいました。

まぁ、今回ので言論関係では少々安心した次第です。
我々の世代も頑張らないとね。

Posted by mino at 2006年02月06日 21:39
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